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「災害時における人の流れの把握や避難誘導等の効率化のニーズに基づく研究開発」を受託 ~官民連携による災害データプラットフォーム構築をサポート~

2019年7月1日 プレスリリース

ソフトバンク株式会社の子会社で、位置情報を活用したビッグデータ事業を行う株式会社Agoop(アグープ、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:柴山 和久、以下「Agoop」)は、内閣府の官民研究開発投資拡大プログラム(PRISM)の「官民データ連携による応急対応促進」で国立研究開発法人防災科学技術研究所(理事長:林 春男)の委託を受け、「災害時における人の流れの把握や避難誘導等の効率化のニーズに基づく研究開発」を実施しています。

Agoopの人流データ分析システム
Agoopの人流データ分析システム(イメージ)

Agoopは、この研究開発で「人流データ」を中心にさまざまなビッグデータを連携させ、リアルタイムで可視化するための分析システムの構築を行い、災害時における早急な復旧に向けたサポートができるよう取り組んでいます。

「被災地で今、何が起きているか」を把握し、避難経路・避難場所・物資の配給・人命救助・帰路の確保など、刻々と状況が変化する被災地から集まるビッグデータを、従来のように人間の手を介して処理することなく、空港会社や鉄道会社などに実装可能な、リアルタイムで高速かつ正確に自動処理できる分析システムのプロトタイプを構築し、効果を検証します。

「官民データ連携による応急対応促進」の下、Agoopは発災後の影響を最小限に留め、復旧対策に速やかな行動を取れる手段となるべく、下記の項目の研究開発を行っています。

■災害時における人の流れの把握や避難誘導等の効率化
・二次災害の最小化を目指した人流リアルタイム可視化
・インフラ状況の最速把握による物流支援

■平時・災害時の保守・点検の効率化
・指定避難所、指定外避難所のエリアの特定

■災害時における標準的な対応手順などの可視化
・各避難所における人の量の把握による物資供給計画サポート

<避難所可視化イメージ>

避難所可視化イメージ

<道路通行止め可視化イメージ>

道路通行止め可視化イメージ

なお、PRISM(プリズム)のウェブサイトが本日、開設されました。
官民研究開発投資拡大プログラム(PRISM):https://forr.bosai.go.jp/prism/

Agoopは、今後も防災・減災分野での位置情報ビッグデータの利活用にまい進し、価値あるデータを提供できるよう、災害プラットフォームの構築をサポートしていきます。


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